
駅に近くない立地の我が家では、買い物などの移動手段は主に自転車。前後のかごに荷物を満載した時や長い上り坂では電動アシスト自転車をうらやましく思っていました。実家の電動アシスト自転車を借りた時から、その便利さに「いつか買ってやる!」と意気込んでいましたが、このたびついに念願の電動アシストデビューとなりました。ありがとうございます。
それまでノーマルの自転車は27インチ(ママチャリ)と20インチ(折りたたみ)がありましたが、20インチはもう放置でボロボロだったためこの機会に廃棄。
電動アシスト車購入に際し、通常車と小径車のどちらにするか迷いましたが、うちは自転車の出し入れに曲がった狭いところを通るため、取り回しの良い全長の短い小径車にしようと決めていました。
車種選びはそれほど迷うことなく「パナソニックグリッター」をチョイス。

決め手はデザインの良さと全長の短さ、そして手ごろな価格。時折セール価格になることがあるので、そのチャンスを逃さずゲットしました。
ブレーキがちょっと…
色々な車種の試乗も散々して、ほぼ満足なグリッターですが、ひとつだけ「もうちょっと」と気になっていたのがフロントブレーキの効き。キャリパーはデュアルピボットで不足ない効きが最低限確保されているのは承知しているのですが、同じパナソニックの20インチ、EZ BE-FZ031等のVブレーキの効きを知ってしまうとやはり満足とまではいきません。
ノーマルでブレーキの効きに不満があれば、バイクならまずはブレーキパッドやシューを交換しますが、自転車もそれは同じようでしたので、下調べの上 シマノ(Shimano)R55C3に交換してみました。

ロードバイク用のもので、アルテグラという上級グレードのブレーキシューのようです。ロードバイクに詳しくないのでよく分かりません。


こんなやつです。

さっそく取り付けていきます。

ノーマルで付いているブレーキシューはこんなやつ。ブレーキシューのナットを緩めるだけなので簡単に外れます。

外したブレーキシューはシマノのものと比べるとずんぐりしていて、シマノの方が細く長いです。シューの接触面積はシマノの方が大きいかもしれません。
新しいシューに交換していきます。

トルクレンチを使い指定のトルク(5-7 N·m)で締め付けます。トーインを0.5.mmとるように書かれていたので厚めのはがきを後方に挟んで締め付けました。

取り付け方向はこんな感じ。

反対側も同じようにして完成。
元々付いていたブレーキシューとは全体的な厚さが全く違っていたためワイヤーの調整も必要でした。
ブレーキシューはカーリッジ式なので、消耗したときにはシューのゴムだけを交換することが出来ます。カートリッジ後方にある小さなネジを緩めることで、ネジのある方向から引き抜けるようになっています。
試乗
しばらく試乗してみたところ、明らかに効きが良くなっていました!
まだ新車のため、ノーマルのブレーキシューが馴染んでいないので何とも言えませんが、体感で純正比150%…まではいかないかな?くらいの印象。
ブレーキレバーを握ると、砂消しでリムを摩擦するような「シューッ!」という大きめな音がします。
Vブレーキほどガツッと効く感じはありませんが、効き始めもよく効きますし、さらに強く握ればさらに強く効く、そんな感じです。だいぶ心強くなりました。ウェットコンディションでは試していませんが、基本的に雨の日は乗らないので問題ないかな。
ママチャリのブレーキの効きがちょっと不安、という場合の交換用としてコスパも良くオススメです。
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