20年以上使ったTOTOのウォシュレット(TCF751)がいよいよ水漏れを起こし、DIYで交換することにしました。
実は、修理を試みて分解してみたものの、手に負えたものではありませんでした。
たとえ、問題箇所を発見できたとしてもアッセンブリ交換しようにも部品は手に入らないし、パテや接着剤等で修復できたとしても安心して使用できないと判断し、新品便座に交換しました。
そこで問題になったのが色です。
使用しているTOTOの便器が『ハーベストブルー』という現在取り扱いのないカラーで、同色の後継便座が選択できないのです。
似た色の便座がINAX LIXILにあることを知り、ダメ元で賭けに出ました。
購入したのは『INAX LIXIL のシャワートイレ CW-RV20A/BB7(ブルーグレー)』です。
購入するにあたって条件にしたのは以下の通り。
- 瞬間給湯式
- 洗浄ノズルの位置調整ができる
- リモコン操作
- 色合いが近い
もちろん、現在のTOTOの便器に取り付けできることが絶対条件ですが、メーカーに聞いても販売店に聞いても明確な答えは得られず。
業者向けサイトで取り付け確認のとれているシャワートイレの寸法などから総合的に「取り付けられるだろう」と勝手に判断しました。
結果、問題なく取り付けはできました。
そして本題の『INAXブルーグレー(BB7)とTOTOハーベストブルー(SB4)の色の違い』です。
タンクの色がTOTOハーベストブルー(SB4)、フタがINAXブルーグレー(BB7)です。
どうでしょうか?なかなか近い色をしています。
TOTOハーベストブルー(SB4)の方が若干鮮やかなブルーで、INAXブルーグレー(BB7)の方がその名の通りグレーです。相対的にINAXブルーグレー(BB7)の方が僅かに赤みがかって見えます。
しかし、実物も普段気になるような色差はなく、言われなければ分からないレベルかもしれません(そもそも今まで使っていた同色のウォシュレットも色あせして違う色をしていましたし)。
TOTOの便器に対してはもちろんTOTOのウォシュレットの相性がいいのは分かっていましたが、現在ハーベストブルー(SB4)のウォシュレットが販売されていないので、仕方なく一か八かでこちらのカラーにしてみましたが想像以上にマッチしていて安心しました。
TOTOの白いウォシュレットにしてツートンにしてしまうか…、とも考えましたが、そうしなくてよかったです。
そうしていたら、多分トイレに行くたびに後悔していたことでしょう。
ついでにサイズ感についても書いておきます。
TOTOの便座はC790Bという型番で、サイズは「エロンゲート」と呼ばれる大型サイズの物です。
今回購入したINAXのCW-RV20Aは大型と標準サイズに両対応しており、数値上は問題なさそうでしたが、実際のマッチ感が心配でした。
心配は無用、ちょうどいい感じでした。というか、「大型じゃなかったらどうなっちゃうの?」という心配があります。
大型と標準で取り付けべースの位置調整ができるようになっており、標準の場合はもう少し奥側に調整して取り付けることができます。
タンク側のスペースはこれくらい。これ以上奥に設置するとフタを上げたときに当たってしまい、開いた状態を維持しにくいかも。
取り付けについては、素人でも分かりやすい親切な設置マニュアルやレンチがついていて、やる気があれば誰でも取り付けられると思います。
ただ、水道から分岐したホースとその接続方法が頼りなく、差し込んでクリップで固定するだけというもので、マニュアル通りにやったつもりでしたが、最初少しの水漏れがありました。
クリップを外して、もう一度同じようにやり直し、さらに元水栓の流量を下げたところ水漏れは止まりましたが、この接続部はネジ締めなどの方法にして欲しいです。精神衛生上よろしくないです。
とはいえ、機能的には申し分なく、心配していたブルーの色味も予想以上にマッチしていて大満足でした。
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