Dell S2722QC を Macbook Air のメインディスプレイに

仕事で使っているM1 Macbook Airの外部ディスプレイを新調しました。

↓購入したのはこちら。

Dell 27インチ4K UHD USB-Cモニター – S2722QC (2021年8月27日発売)

このモニターの特長はなんといってもコスパの良さ。私はDell公式ストアのセール期間中にさらにクーポンを使って3万5千円弱で購入しました。

開封動画や基本的な機能などについてはたくさんのガジェットブロガーやユーチューバーの方々がレビューされていますので、そちらを参考にしていただくとして、ここでは主にMacでの使用感と相性などについて見ていきます。

Dellのモニターとしては、人気モデルのU2720QMを一時期使用しましたが、それと比較すると値段相応に機能は劣ります。正確には「劣る」というと語弊があり、うまく省略・簡略化されています。その代わりにスピーカーを内蔵しています。

入力ポート

入力ポートではS2722QCはディスプレイポートが搭載されておらず、USB-CとHDMI2系統に絞られています。私の場合はMacbookAirをUSB-Cに、WindowsPCをHDMIに、後は将来の拡張に備えてHDMIが1ポート残っていれば十分。

USBポートはAタイプ3.2(Gen.1)ポートが背面に1ポート、画面下部に1ポートあります。USB-Cダウンストリームポートも一つ欲しかったですが、USB-AでもまあOKでしょう。

数少ないUSBポートの一つが画面下部に配置されていて、これはもちろん使用しづらい位置です。USBメモリーなど抜き差しする場合は使いにくいので、L字型のUSB-A USB-C変換アダプタを買いました。アダプタはUSB-A側の向きに注意してください。

MacBook Airでの使用

MacbookAirとの接続はもちろんUSB-C一本のみで給電・映像が完結します。

モニターにあるUSB-Aポートはハブとして利用することができます。M1 MacbookAir の USB-C ポートは DisplayPort ビデオ(HBR3) に対応しており、4K解像度60Hzでハブ機能はUSB3.2(Gen.1)として高速に動作します。これにはディスプレイ側のUSB-C設定を「高速」にする必要があり(デフォルトで高速)、この設定にすると入力カラー形式がRGBからYCbCrに強制されます。しかしながら、ネットでよく見かける画質の低下(テキストのアンチエイリアスや階調飛びなどの問題)はほぼ感じられませんでした。というか、私には違いが判別できません。少なくともS2722QCとM1 Macbook AirとSonoma14.5ではすべてが問題なく快調に動作しています。

ちなみに私は万全を期すため、モニターに付属のUSB-CケーブルではなくCable Matters の Tunderbolt4ケーブルで接続しています。

液晶の発色はやや赤く、S2722QCのデフォルトディスプレイプロファイルでは鮮やかすぎるほどの発色。私はディスプレイのOSDメニューからカラーをカスタマイズして赤(R)を若干下げて、ディスプレイのプロファイルは Dell S2722QC ではなく Display P3 にして使用しています。

デフォルトの発色の鮮やかさは、写真やビデオコンテンツの鑑賞などには良いかもしれませんが、私はコーディングやweb用グラフィック作成がメインのためディスプレイ固有の色合いはかえって邪魔だし目が疲れるので上記のような設定にしています。

外観について

外観は正面がブラック、裏側はオフホワイト系で、背面が見えるシチュエーションでは圧迫感が少なく、リビング等でもなじみやすくなっています。

購入前の下調べで、このS2722QCの背面カラーは白系と説明されている場合と、シルバーと説明されている場合があり、どっちだろう?と疑問に思い、Dellのチャットで質問してみました。樹脂素材そのもののホワイトだとすると、経年により黄ばんだりするので、素材色なのか塗装なのかも気になります。その回答は「シルバーの塗装」であるとのこと。カカクコムなどの商品名でも「プラチナシルバー」などと書かれています。

しかしながら、私の認識違いなのかもしれませんが、私見だとこの製品の色は「オフホワイト」だと思います。シルバーというのはメタリック色であり、顔料の他に光輝材と呼ばれる金属などの粉末が混ぜられキラキラした輝きをもった色だと思うのです。S2722QCについては、よーく見てもそのようなものは見られず、ごく薄いグレーのような単色です。塗装かどうかは正直よく分かりません。Dellが塗装であると断言したので塗装と信じたいですが、はたして。

細かく入った模様がインテリア調

私個人としては、裏側が白っぽく表側が黒いというツートンは好みなので、シルバーじゃなくて単色オフホワイトなのは歓迎です。また、普段裏側が見える場所に設置しているので、見た目はとても気に入っています。全体が白系のディスプレイは他にもありますが、背面だけが白系で正面のベゼルは黒というのはなかなかなく、また、背面も思いっきり白ではなく明るいグレーとも言える絶妙なオフホワイトがオシャレです。

実物を観察した結果として、背面カラーはシルバーメタリックではなくソリッドなオフホワイト、また、塗装ではなく樹脂そのものの色だと思います。シルバーメタリックなのはスタンドだけです。

ソフトウェアについて

公式の設定アプリDell Display Mabager(DDM) はWindowsにインストールしましたが常駐はさせていません。特に必要だったり魅力的な機能が備わっているわけでもないので。Mac用はS2722QC用としては公式にリリースされていないようでインストールしていません。古いバージョンであればダウンロード可能ですが、以前U2720QMの時にインストールした際に画面が明滅する不具合があったのであまり良いイメージがありません。Windows側にだけでもインストールされていればファームのアップデートもできますし問題ないです。

ただ、キーボードやメニューバーから音量や輝度を調節したいので、MacではMonitorControlというフリーソフトを使用しています。

インストールするとメニューバーのほか、キーボードの輝度・音量キーでも調整できるようになります。

Windowsでも同様にMonitorianというフリーソフトを使用しています。

インストールするとタスクバーから輝度調整が可能になります。

Macでも全く問題なく使用できることがわかりましたが、Dell Display Mabager(DDM)が公式に対応していなかったり、ファームウェアのアップデートもWindows用の実行ファイルしか用意されていなかったりと、Macだけしか接続しないのであれば、公式にMac対応をうたっている U2723QE を購入した方が将来的には無難かもしれません。ちょっと高いですが…。

Dell U2723QE 27インチ 4K HDR USB-C HUB モニター(2023年3月23日発売)

Dellに限らず、Macを公式にサポートするメーカーや対応機種はとても少ないです。ほとんどの製品とMacは問題なく使用できるべきですが、Apple Silicon マシンでは特に問題が多く起こることも事実です。その点メーカーが公式にMac対応をうたっている機種であれば問題が起こったとしても解決に取り組んでもらえます。Mac非対応や未検証と言われてしまうと、問題が起こった際泣き寝入りせざるを得なくなる可能性もあります。

Windowsでの使用

Windowsでも使用していますが、当初少し問題がありました。HDMIで接続したところ、4Kが30Hzしか出ません。これはPCのGPUが Intel UHD Graphics 630 なための問題で、Displayportなら60Hzが出せるそう。

それでは、とAmazonで1000円くらいで買えるDisplayportをHDMIに変換するアダプターをかませたところ4K60Hz表示が出来るようになりました。しかし、表示はできるものの、DDC/CI信号がうまく変換されていないようで、Dell Display Mabagerをはじめソフトウェアからのコントロールが効きません。

仕方なく、Cable Matters の DisplayPort HDMI 変換ケーブルにしてみたところ無事DDC/CI信号も正しく変換されるようになりました。こういう変換ケーブルはきちんとしたものを最初から買った方がいいですね。

以上です。

この価格でここまでできる4Kモニターはなかなかありませんから、とても良い買い物が出来たなと思っています。気が向いたらDell Display MabagerをMacにインストールして試してみたいと思います。

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