ロジクール PEBBLE KEYS 2 K380s と PEBBLE MOUSE2 M350sを購入

ロジクールの新製品 PEBBLE KEYS 2 K380sPEBBLE MOUSE2 M350sを購入しましたのでちょっとレビューしたいと思います。こちらは普段メインで使用しているMacbook Air用ではなく、仕事で使っているWindows用です。

仕事用Windowsでは、PCに付属していたフルサイズの有線キーボードとごく普通の有線マウスを使っていましたが、普段からテンキーなしのMagic Keyboardを使っているためキーボードは特に邪魔で仕方ありませんでした。Windowsはメインで使用していないので我慢していましたが、普段マウスもキーボードもワイヤレスを使っているので、線があるのも邪魔臭くて思い切って両方一気に買い換えました。

まずはキーボード。PEBBLE KEYS 2 K380sは期待していたとおりとてもコンパクト。Magic Keyboardと比較すると幅は僅かに小さく、奥行はPEBBLE KEYS 2の方がやや大きめ。重さは415gでMagic Keyboardの239gよりも重め。Magic Keyboardが軽いせいか、かなり差を感じます。私は持ち運ばないし、動かすのが億劫になるほど重いわけでもないので問題ない範囲です。バッテリーは単四2本で電池寿命は公称36ヶ月。

さて、数あるワイヤレスキーボードの中からなぜこの機種を選んだかというと、デザインと色とレビュー評価の高さ。デザインについては丸いキーが特徴的でとてもかわいいです。色は暗いグレーと悩みましたが圧迫感なくオシャレに見えたのでオフホワイトを選択しました。色味は昔のPowerPC時代のMacみたいな色。後述しますが色選びは失敗したかもしれません。

使用感について。丸いキーが特徴的ですが、個人的に打鍵感は正直微妙。思ったほど打ちにくくもありませんが、丸いことで打ちやすいかというとそうでもないです。キーピッチが同じなら四角いキーと比べると表面積は少ないわけで、その分タッチに対してはシビアに感じます。丸い方が機能上メリットがあるならみんな丸にするでしょうしね。ストロークは見た目通りでMagicKeyboardよりは少し深めですが、深すぎず浅すぎずといったところ。マルチペアリングできるので、もしMagicKeyboardよりもタッチが良かったらMacと共用してもいいなと思っていましたが、さすがにそれはありませんでした。全体が樹脂製の割に重量がそこそこありますが、その分剛性感は高く感じます。

先ほども触れましたが、購入前にカラーで悩みました。白い方が好みではあったのですが、写真で見る限りオフホワイトのキートップは文字が薄く識別しにくそうに見えました。比較すると暗いグレーの方が見やすそうです。その危惧はは的中していて、もう少し濃い文字で印字して欲しかった。薄めの印字にすることで優しい雰囲気にしたかったのでしょうけど、丸いキーのキータッチが少しシビアなのと併せて、ブラインドタッチではない老眼の私にはちょっとマイナスポイントでした。普段使いするなら暗いグレーを選んでおけば良かったと後悔したでしょう。カラーそのものは予想通りで可愛らしい色合いです。

Windowsキーボードに詳しくないのでキー配列については標準的だと思いますが、一点気になったのは「Windowsキー」と呼ばれる物が見当たらないこと。これは単純な話で「スタート」という名前のキーがWindowsキーに割り当てられているようです(左側のみで右側にはありません)。

キーボード右下の矢印キーが逆T字型になっているのはやっぱり使いやすいですね。fn + 矢印で「↑PageUp」「↓PageDown」「←Home」「→End」機能も使えます。

そしてマウス。普段常用するわけではないのでコンパクトで邪魔にならないものが良く、せっかくならキーボードと合わせてみようとPEBBLE MOUSE2を選びました。カラーも揃えられますしね。コンパクトなマウスはたくさんありますが、高さが抑えられている物は限られていて、予想通り使わないときに机上で邪魔にならず良い物が買えたと思います。薄いマウスに慣れておらずマウスに手を乗せるような使い方をされる方には違和感があるかもしれません。私は普段MagicMouseを使っているのであまり違和感はありません。重量は電池を含め76gしかなく、約100gあるMagicMouseよりもだいぶ軽く感じます。

このマウスの売りでもある「静音」について。こちらは確かにクリックに関しては「カチッ」とか「チキッ」という固めの音や感触はなく、僅かに「コッ」と鳴るだけで確かに静か。ただ、ソールが少しざらざらしていてマウス自体を滑らせる音が大きめ。これは使っていくうちにソールがすり減ったら軽減されるかも。スクロールホイールはクリック付きの標準的なもので、ロジクールによくある高速スクロールモードはありません。私は使わないので要りません。

Logi Options+

PEBBLE KEYS 2 K380sPEBBLE MOUSE2 M350s どちらもロジクールが提供するカスタマイズアプリ「Logi Options+」でカスタマイズできます。マウスのホイールのスクロール方向を変えたり、ホイールボタンに機能を割り当てたり、キーボードのファンクションキーにショートカットキーを自由に割り当てることも可能。

Logi Options+ では10個のファンクションキーのカスタマイズが可能
ショートカットキーの組み合わせも自由に割り当て可能

総括すると、丸いキーデザインや色が気に入っているなら買い。あくまでもキータッチ優先なら店頭で実際にお試しされることをオススメします。おそらく慣れれば問題ないレベルと思いますが、私は四角いキーとは僅かに違った感触だったのは確か。その他気になる点はなく、Bluetooth接続も安定していて、ソフトウェアの出来も不満点はありません。キーボードやマウスは価格帯がピンキリなので、もっと安くても普通に使える物は多数あります。ロジクールというブランドの安心感、見た目の可愛らしさに惹かれたなら値段に見合ったデバイスであると思います。

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