我が家では照明に白熱電球を多く使っていたので、電気代節約のため、いち早く無理してLED化を進めていました。でも、LED電球が出始めの頃って結構値が張りましたよね。
最近ではメーカーを気にしなければかなり安い物も出回っていて、ウチでも最近はメーカー問わずコスパのいいやつを使っています。特にIKEAのやつはお気に入りです。
で、かなり初期の頃に買った物で、東芝のLED電球『LDA8L-G』という当時結構値の張るやつがあるのですが、最近になってチカチカ点滅する個体があったんです。
この電球の保証期間は5年間で、どう考えても5年以上は経過しています。しかし、公称寿命は40,000時間となっていて、こちらはどう考えてもそんなに使っていません。
ちょっと納得いかなかったので、メーカーに問い合わせたところ、快く交換に応じてくれました。
全く同じモデルは現在生産していないため、後継の最新モデルに交換です。
保証期間を過ぎているから交換してもらえないかも、と思っていましたが、メーカーとしても、経年劣化による不具合のデータ収集を目的に、積極的に交換に応じている模様。
この『LDA8L-G』ですが、家中を探してみると4つほど使われていました。
チカチカし始めたのは1個ですが、その後、正常に点灯している物の中にも、見た目におかしなものを見つけました。
それがこれ。
一番左の1個は正常なもの。右の2個が劣化の酷い物。
点灯する部分が黄ばんでおり、根元が黒ずみ亀裂(ヒビ)が5,6箇所入っています。
交換した物を除いて同じ電球は4つで、問題が見受けられるのはそのうち2つ。
機能自体には問題はありませんが、念のためメーカーに問い合わせてみたところ、こちらも快く交換に応じていただけました。
同じ時期に購入し、同じ環境で使用して、このような劣化の差が生まれるというのも不思議ですね。
家庭用のLED電球が普及するようになってしばらく経ちました。
メーカーにも実際の環境でどのような劣化が生じるのか知って欲しいですから、もし不具合のあるLED電球があったら「寿命かも…」と諦める前に、メーカーに相談してみてはいかがでしょうか。
今回、東芝の対応は非常に良く満足しています。
ちなみに、これが交換していただいた最新の後継モデル。
他のメーカーの対応がどうかは分かりませんが、同様にデータ収集を目的に回収対応を行っているかもしれません。
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