引っかかって回らない玄関の鍵(本締錠 SHOWA 397)をメンテナンス

いつの頃からか、玄関の鍵(カンヌキが出入りする本締錠(ほんじまりじょう))の動きが引っかかるようになってしまいました。

症状としては、内側からも外側からも引っ掛かり、施錠するときは普通に動くが解錠の際に引っ掛かりがある。一度引っ掛かると施錠状態でなかなか動かなくなるためヒヤッとします。まだ動くうちに何とか対策しておきたいところ。修理・交換する場合ももちろんDIYで!

調べてみると、この症状だと本締錠本体の不具合っぽい。

↑これそのものの不具合が原因の模様。



こいつを交換すれば問題は解消しそうでしたが、交換するにも大きさやタイプなどを正確に知るため一度ばらしてみました。

分解は簡単です。

(締めた鍵が動かなくなって閉じこめられてしまわないよう、養生テープで使用禁止にしてあります)

ドア側面のプレートのねじを外します。結構なトルクで締めつけられていたため、ねじ山をなめてしまわないようこのような道具で回しました。一つあるととても重宝します。

プレートを外すとこんな感じ。

カンヌキ上部にある爪のような針金を引き抜きます。この棒でシリンダーとサムターン(内側のツマミ)を固定しています。



シリンダーが抜けます。内側と外側、両方外します。

本締錠本体が抜けます。



うちの玄関の鍵はシリンダーをディンプル錠に交換していますが、シリンダー側にもサムターン側にも問題はありません。

この本体を交換するにはDIYで行ってもパーツ代5,000〜10,000円はかかるようです。

お金はできるだけかけたくないので、まずは本体内部の洗浄とグリースアップを行って様子を見ます。

本体の隙間から可動部全域にパーツクリーナーを吹き入れて徹底的に洗浄します。

実は以前動きが渋かった時に、無知でCRC5-56をカンヌキの隙間から吹き入れてしまっていました。これ実はとても良くなくて、残った油分に汚れがついて固まったりして不具合の原因になります。シリンダーにもCRC5-56のような潤滑剤を絶対に吹き入れてはいけません

シリンダーとキーの抜き差しに動きの悪さが感じられる場合は、キー専用のパウダー状の専用潤滑剤を使用します。

洗浄してみると中からかなり黒い汚れが流れ出てきます。やはりCRC5-56にこびりついた汚れがあったようです。

一通り洗浄し終えたら、潤滑の万能選手シリコンスプレーでグリスアップ。可動部分を動かしながら動作部分にまんべんなく吹きつけます。

すると、解錠時に固く引っかかっていたカンヌキがスムーズに動作するようになりました。

シリコンスプレーはベタベタするものが残らないので、内部でほこりが塊になったりすることがありません。また、金属はもとより、樹脂や木部の潤滑にも使用できるので、滑りの悪い引き出しなどにも効果抜群。ご家庭に一本あるととても重宝しますよ。

さて、とりあえず、洗浄とグリスアップで日常的には問題ない動きを取り戻したので今日のところは元に戻して終了。また動かなくなるようだったら本体を更に分解して修理を試みるか、観念して交換しようと思います。

我が家の場合、交換する際は以下の商品が適合することを確認しました。プレート面からシリンダーまでの距離やドアの厚さで規格が異なるようです。また、本締錠のみでの販売はなく、シリンダーとサムターンのセット販売のようです。

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