PayPalで外貨建て決済の手数料を安く済ませる

先日、某海外ネットショップで若干値の張る買いものをした際、予め換算していた想定支払額と結構違っていたのでちょっと調べてみたところ、どうやらPayPalで外貨建て決済を行うとPayPalの手数料が上乗せされた独自レートが適用されているようです。

なので、決済額が高額なほど無視できない額となってしまいます。知らないって損ですね…。

この、ちょっと割高なPayPalレートが適用されないようにする方法です。

ご存じの方はとっくに実行していると思いますが、自身の備忘録として。

購入先のサイトは有名ショップで、ショップが用意したクレジットカード決済も選択できたのですが、無駄にクレジットカード情報を入力したくないし、PayPal決済も選べたので手軽なPayPalを利用しました。

今回の買いものに限らず、今まで私はPayPal決済を利用するときはPayPalの決済フローの言うがまま支払いを済ませていました。

でもそれだとちょっと損をしているかもしれません。

今回利用した某ショップは米国にあり日本人向け日本語サイトですが、決済はドル建てとなっています。

PayPalで外貨決済を行う場合、PayPalが独自に設定している『為替手数料』が上乗せされます。

PayPalを経由せず、直接クレジットカードで外貨決済しても同様にクレジットカード会社に支払う為替手数料が発生しますが、PayPalのそれはちょっと高すぎます。

日本円に換算する際の為替手数料は実に4%。…高いでしょ。

一方、各クレジットカード会社が定める為替手数料は1.6%~2%
VISA、Masterあたりは1.6%、アメックスでも2%程度のようです。

PayPalで外貨決済することがあったら、以下のように換算方法を変更することで少しだけ節約することができるようです。

PayPalの支払い画面で『通貨換算オプションを表示する』をクリック。

デフォルトでは『PayPalで換算する』が選択されており、4%の手数料が含まれたPayPalの独自換算レートで計算されます。

ここで下の『カード会社による換算』に変更。

これでクレジットカード会社の定める為替手数料に準じたレートで換算されます。

今までebayなどで少なからずお世話になっているPayPalですが、このことを知らず、ちょっと高めの手数料を払っていたわけですね。無知は損をします。

画面はVISAカードの例で、他のカードでは表現が異なる場合があります。
【2019年7月5日】少しフローが変わっていました

久しぶりにPayPal決済を使ってみたところ、少しだけフローというか表現が変わっていました。

PayPalの支払い画面で『通貨換算オプションを表示する』をクリック。ここは同じ。

すると以下のようなモーダル表示に。

ここで『USD』を選択します。

このようになり、カード会社の換算レートと手数料で決済できます。

今回、$61.95 をPayPalレートと手数料で支払うと ¥6,922 と出ています。

クレジットカード会社のレートと手数料(1.63%)で支払うと ¥6,786 となりました。 結構違いますよね。

100円の節約も100回やれば1万円ですからね。

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