FIAT PANDA3 のヘッドライトを PIAA LEH200 にチェンジ

気になるH4一体型(ポン付け)LEDがPIAAから発売されていたので試してみました。

LED化はすでにSPHERE LIGHT(スフィアライト)のものを着けていて、本体の重さ以外に不満点は特になかったのですが、何となく試したい欲求を抑えられず購入してみました。

購入したのはこちら。PIAA LEH200 H4 4000K

ちなみにこちらの製品もFIATは対応表になく、輸入車に対応しているともしていないとも明記されていません。

ファンレス一体型ですので、ルーメン値では一般的な数値に留まっています。色温度は4000K、「白光色」と表現されています。

こちらもスフィアライトと同様にハイビーム時にロービームも同時点灯するのが特徴。スフィアライトではハイビーム時のロービームは減光されるようですが、PIAAのものは減光されるようなことは書いていません。

PIAAらしく造りは精巧な感じでとても良いです。

本体は他の製品と同様、非常にコンパクト。PANDAにも全く問題なく取り付けることができます。カプラーを差し替えるだけのポン付けです。

スフィアライトに比べて突起の出ている台座部分の厚みが若干薄く、PANDAのような取り付け方法でも比較的しっかり着けることができます。本体も軽いので、振動で外れてしまうのではないかという心配は少ないです。

PANDAのヘッドライトバルブの取り付けは、H4でよくある針金のようなもので上から押さえつけるタイプではなく、3カ所の板バネのような物でカチッと留まっているだけです。

この取り付け方法だと、台座が分厚かったり本体の重量があったりすると、外れるんじゃないかと不安になるんです。実際に外れたことは一度も無いのですが。

さて、実際に使用してみての感想ですが、明るさについては表記の通りで劇的なものはありません。とはいえ、高効率ハロゲンとくらべてもはっきりと明るいですし、純正ハロゲンからの交換であればかなり明るく感じると思います。

↑Lo側照射の様子。

↑Hi側照射の様子。

この製品の特徴は「ギラつかない優しい光」でしょうか。LED+リフレクターの組み合わせでよくある明るい部分と暗い部分の差があまりなく、ふんわりと全体をまんべんなく照らしてくれます。もちろん、これも車種ごとのリフレクターの組み合わせによるかも知れませんが、PANDAではこのような印象となりました。

劇的に明るくないまでも、ファンレス一体型H4 LEDとしては全く不満はありません。そしてこのふんわりした照らし方はとても見やすく、色温度も電球以上白色未満という絶妙な色合いで、こちらも見やすさに貢献しています。もうハロゲンには戻れません。

ハイビームは先述の通りローも同時点灯してくれるので、ハロゲンでハイビームにしたときの「手前の暗さが」解消され、街灯のない真っ暗な道路などではかなり安心だと思います。

色温度については競合が4500K前後に対し、4000Kだけあって白さでは一歩譲りますが、私は白いことに魅力を感じていないのでこれくらい暖色でも全く問題ありません。暖色というか、ハロゲンのようなオレンジ色ではなく、一般的な純正LEDヘッドライトのような色とも違う、白にほんの僅かに赤みを帯びたような不思議な色。光源を外から直接見ると温白色寄りの白色という感じです。

個人的にはこのPIAA LEH200の特性がとても気に入ったので、スフィアライトはお役御免でこちらに替えることにしました!

なお、この製品もFIAT PANDAではラジオにノイズが入ることもなく、球切れ警告が出ることもありませんでした。

いやー、一体型H4も少しずつ進化していますね。買って良かった。

↓暖色系より白いのがお好きな方は6000Kもあります。

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