FIAT PANDA3 デイライトのLED化

LED化によって球切れ警告が出ていました。実用上は問題ないと思いますが車検や法定点検では警告灯の点灯はNGとなるかもしれません。

パンダ3のデイライトは日本仕様では多くの年式で機能がOFFにされていて使用できなくなっていますが、私はAlfaOBDというソフトウェアで有効化しています。

デイライトに使用されているバルブはS25 BAY15d(180度段違いピン)という21w/5wのダブル球です。イグニッションをONにすると21w側が点灯し、ライトやフォグランプを点けると5wの方に切り替わり減光されます。

エンジンがかかっていないとヘッドライトは点かないのですが、このデイライトはエンジンがかかっていなくても点灯します。イグニッションの状態にACCがないPANDAは、エンジンを停止してオーディオを聴いて待機していたい間などもデイライトが点きっぱなしです。

明るい方は21wとそこそこの電力のためLED化したいと思っていましたが、このS25 BAY15dというタイプはあまり商品展開がありません。私の好きな柔らな印象の電球色がなく、チップむき出しのLEDが青白いキツい光を放つ奴や、テールランプ用の色つきばかり。

電球色のタイプはないものと思っていましたが、Amazonでこれは、と思うものを見つけました。

値段は安いとは言えませんが、白熱バルブでもミラータイプなどは結構な価格ですので、まぁ妥当と言えるかも知れません。私はセールで少し安く買えました。

それまで付けていたPIAAの一般バルブとの比較。かなり小さいです。

乳白色のカバーが付いているため、光が柔らかく拡散します。そして珍しい電球色。消費電力は最大2w/0.5wととても低消費電力。

早速取り付けてみたところ実に良いです。以下、普通の電球との比較です。

↑こちらが普通の電球。一応ブルーにコーティングされているバルブなので無色のものよりいくらか白っぽくなっていて、明るく点灯しているときの色温度については満足していました。

↑こちらが今回購入した電球色LED。電球のようにオレンジ色っぽくなく、かといってよくある青白いLED光とも違うちょうど良い色。一般的な家庭用LED電球の電球色に近いですが、それよりほんの少し白い感じ。

そして普通の電球との違いが表れるのが5w側の暗い発光の時。

↑こちらが電球の5w側発光。21w側に比べだいぶオレンジ色っぽくなってしまいます。電球なので仕方ないのですが、写真で見るより実物は結構貧相な感じ。

↑こちらがLEDの5w側(実際は0.5w)。LEDなので明るさが変わっても色がほぼ変わりません。

そもそもエンジンを掛けずに燈火類を点けっぱなしにするべきではありませんが、これでかなり省エネになりますから、エンジンがかかっていない時に点灯したままでもあまり気になりません。

AlfaOBDでデイライトを有効化したときにON/OFFもできるようにしてありますので、OFFにすればいいのですが、一発でON/OFFすることができるわけではなく、メニューを操作して設定を変えることしかできないので面倒なのです。

またひとつ、PANDAのちょっと気になる点をクリアできました。

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