私が乗っている『FIAT PANDA EASY』、通称三代目パンダは良い車です。
2013年式を中古で購入して早4年目、主にデザインが気に入って購入しました。

どこから見てもカワイイPANDA3
このクルマを買う前に何度か試乗したことはありましたが、当時の印象は「可愛いけどこのクルマは買わないだろう」というものでした。
TwinAirのドコドコ感は面白いなと思いましたが、デュアロジックのギクシャク感、クラッチのジャダー。当時ドイツのDCT車に何度か乗っていた身からしては、信じられないフィーリングだったのです。
しかし、デザインがどうにも気に入ってしまい、中古を見に行ったところ「スイートドリームターコイズ」というボディカラーに一目惚れ。
低走行&このボディカラーの程度の良い中古を見つけ、ついにゲット。
当時は、その時乗っていた車が不調になり急遽乗り換えが必要になったことや、手頃な販売価格も相まって、早々に購入した感がありましたが、その後乗り続けるごとに湧く愛着!
気になっていたデュアロジックのフィーリングも気になるどころか、今や気に入ってしまうことに。
途中、ルノーから発売されたTwingoが発売前から相当気になって何度か試乗しに行きましたが、試乗後いつも思うのが「何か違う」感。
Twingoはデザインも大好き、ショートホイールベースでリヤエンジンリヤドライブ、ゴーカートのような走りは面白い…はずなんです。
後輪駆動の車は大好きだし、値段もお手頃、カラーもカワイイ。
そりゃもう新車も中古車も何度も試乗しました。
でも何か違う。なにがそうさせているのか、よく分からないままディーラーを後にしてパンダに乗り込むと思うのが「PANDAはよく出来ている」ということ。
よく出来ているのかどうかは分かりませんが、フィーリングが合うというか。「のんびり感」が身体に染みついてしまったのかなぁ。
もちろんTwingoの出来が悪いと言っているのではありません。
クルマは性能もさることながら、こういう相性のようなものが、末永く付き合って行くには大切なんだなとFIATをはじめて所有してみて思うのでした。
かつて700万以上もする高級車が欲しくて欲しくて、無理してやっとこさ買ったにも関わらず2年も乗ったら飽きてしまい売ってしまった車もありました。
速くもなく高級でもなく、ハイテク装備もないFIAT PANDAですが、今後も修理に莫大な費用がかかるなどの問題が起こらない限り、末永く乗っていこうと思います。
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