表題の通りなんですが、電池式コードレスはんだごてがとっても便利で感動しました。
存在自体、知っていたかどうかも微妙な道具です。私自身はハンダ付けを頻繁には行いませんし、AC電源の有線タイプに特に不満も感じていなかったので目に入っていなかったのかもしれません。また、知っていたとしてもバッテリー式ということでどこか侮っていたのかもしれません。
今回、車内で半田付けするにあたり、延長コードを長々伸ばしてやるのがちょっと面倒だなと思ったことをきっかけにちょっと調べてみると、とても評価が高いことを知りました。「使用可能になるまでが速い」「より線のハンダ付け程度なら十分」「コードレスがこんなに快適なんて!」等々のレビューを見て私も購入してみました。
購入したのは「白光(HAKKO) 電池式はんだこて コードレスタイプ FX901-01」。色も好みです。
使ってみて初めて知りましたが、その便利さはレビューの通りで、長時間連続でハンダ付けするのでなければ、コードレスという取り回しの良さは想像以上の快適さ!
コード式のような準備をする感覚がなく、電池を入れてスイッチを入れたらほぼ即ハンダ付けできます。使用可能になるまでの温度の上昇もコード式より全然速いです。
まさに思い立ったらすぐにハンダ付けできるし、電源の確保できないところでも使えるのは超便利。
バッテリー式ということで、電池が必要となり本体は当然その分大型ですし、使いにくそうだなと思っていたのですが実際に使ってみるとそんなことはありませんでした。
作業時につかむ部分は先端の細く絞られた部分ですし、電池の重さはありますが、数分〜十数分の作業であれば全く気になりません。むしろ、有線式の固いコードの突っ張りの方が作業の妨げになるように感じます。
コード式のハンダゴテと比べてヒーターが短い分、先端の方を手で保持することができるので細かい作業も問題なく行えます。コテ先も始めから細めのものが付いているので、ヨリ線のハンダ付けや電子工作などには十分使えます。
単三型4本を使用するバッテリーの連続使用時間はアルカリ乾電池で約60分、ニッケル水素乾電池(2150mAh)で約120分とのことで、エネループなどのニッケル水素電池で使用するのが実用的だと思います。
バッテリー式ということで、低温なイメージがあるかもしれませんが全くそのようなことはありません。一般的な電子工作や半導体のハンダ付けなどには十分かつ絶妙な温度で、熱伝導・半田の浸透も良く使い勝手がとてもいいです。
私はまさに、ヨリ線のハンダ付けと電子工作くらいしか使わない上、日常的に長時間ハンダ付けすることもないため、このコードレスハンダゴテは早くも手放せない存在となりました。電源が確保できる室内でももうコード式は使わないでしょう。それほど高額なものでもないですし、むしろ私の場合、今まで使っていたコード式のものの半額程度。もっと早く使ってみるべきでした。
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