販売店向け商品説明会にて披露されたという、新型ハンターカブCT125の市販車のお姿。
(画像はWEBヤングマシンさんから)
個人的には『だいぶ変わったな』というのが第一印象でした。
↓こちらがコンセプトモデル
大枠のコンセプトは継承しつつ、細部はだいぶ違うのが分かります。
大きく違うのはマフラー周りとシート下周りの造形の違い。そして、タンデムステップの追加と、C125にはなかったキックペダルまで装備。
タイヤのタイプも違いますし、コンセプトではワイドリムなのか、偏平具合も異なり、少しおとなしめに。
個人的に最も気になるのはエキパイの取り回しと、その存在感でしょうか。おそらく安全上の配慮かと思いますが、エキパイ・サイレンサーがより車体にぴったり沿うように配置され、やや大仰なヒートガードに覆われています。タンデマー用に追加されているのか、更に黒いヒートガードあります。これは「気に入らなかったら取ってください」と言わんばかりですね。
この配管レイアウトにより、サイレンサーに角度が付いてしまっているのが少し残念です。コンセプトのような、良い意味で大雑把な配管と、水平に近いサイレンサー配置が良かったです。好みの問題かと思いますが「まとまり過ぎちゃった」というか。
この「まとまりすぎ」により「身軽さ」が少々損なわれ、本体中心部(エンジンからシート下にかけて)の鈍重感が気になります。繰り返しになりますが細身のノーマル風タイヤも惜しいポイント。
メインカラーであろうレッドの写真が出てきたらまた印象は変わると思いますが、今のところ私はコンセプトの興奮からは少し冷めて、興奮度88%くらいに落ち着きました。
反対側の写真がないのでハッキリはわかりませんが、シート下のカバーの盛り上がりなどを見ると、エアクリーナー・ダクトのレイアウトはコンセプトを踏襲していそうですね。
何度も見ていると印象も変わってきますし、どうこう言っても実車を見たらイチコロかもしれません。
もちろん発売が楽しみなことに変わりはありません。
予想発売時期は2020年6月頃、予想価格は44万円前後とのことです。
やっぱり高い!けど、しょうがない…かな?
こうなるとクロスカブ110のほうが愛嬌があって手頃で、身の丈に合っていると言えなくもない。
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