先日、家族のスマホをauからUQモバイルに乗り換えました。auからUQですと、MNP転出の手続きさえ不要でUQに申し込むだけで簡単に乗り換えることができます。
料金は下がりデータ通信量は増え良いことばかりです。
今までそうしなかった理由はひとつだけ、「キャリアメール」です。家族はezweb.ne.jpのキャリアメールを日常的に利用しています。
今どきキャリアメールを使う人も少ないとは思いますが、ガラケー相手に写真を添付することがあるためです。これもgmail等のeメールを使えばいいのかもしれませんが、ガラケーの相手に事情を説明したり、eメールアドレスをブロックしないよう設定させるのも面倒です。
UQにもキャリアメール（uqmobile.jp）がありますが、アドレス変更を通知したり、auのキャリアメールで登録している様々なサービスの設定変更をするのも面倒（家族談）。
そんなことをネックに思いながらダラダラとauを利用していたわけですが、「キャリアメール持ち運びサービス」とやらが実用化したそうなので乗り換えることにしました。
auを解約し、UQに申し込み、最後にauでキャリアメール持ち運びサービスに申し込めばOK。
各キャリア殿の尽力に感謝！と思っていました。
ところがこのキャリアメール持ち運びサービスとは名ばかりで、移転先でキャリアメールとしては機能しません。
徹底的に調べなかった自分も悪いのですが、公式・非公式問わず情報が少なすぎです。正確な情報がほぼない上に、auの持ち運びをサービスを申し込めば、あたかもUQでもauのキャリアメールアドレスを同様の利便性で利用できるような誤情報まである始末。
ところが、このキャリアメール持ち運びサービスを一言で言うと、ただ元のキャリアメールアドレスをeメールとして利用できるだけの機能でした。
つまり、移転先でMMSとして設定することはできず、一般的なeメールアカウントとして利用できるだけでした。
iPhoneで言えば、「メッセージアプリ」では設定・利用できず、「メールアプリ」でeメールアカウントのひとつとして利用できるだけです。
相手がキャリアメールアドレス宛にメッセージを送信するとeメールとして受信します。そこから返信すると相手には通常のeメールとして届きますので、相手もeメールクライアントで受信するわけです。
相手からしたら、「なぜeメール？」となり、以前のようなMMSでのキャリアメールとして運用できなくなります。
よく考えてみれば、キャリアどうしがそんな便利な連携をするはずもなく、政府に言われたからキャリアメールアドレスが消滅しないようにしましたよ、という程度のサービスでした。
百歩譲ってそんなクソみたいな機能だったらタダにしろと言いたいです。ちなみにauの場合は330円/月搾取され続けます。
こういうものだという情報がほとんどなく、なんだか騙された気分になりました。
もしかしてauやUQじゃなかったらMMSとして設定できるのかな？知らんけど。
以上、auのキャリアメール持ち運びサービスは、キャリアメールが持ち運べるサービスではありません、という話でした。
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