Apple製品を高速同時充電するなら Belkin 65W PD 充電器 USB-C 2ポートがよさげ

ガジェット

2023.04.252023.09.06

以前購入した『NovaPort DUO（65W）』がM1 MacbookAirとiPhoneの同時急速充電に完全には対応できておらず、残念な思いをしました。

上記記事でも触れていますが、同様の製品で『Belkin BoostCharge Pro(WCH013dqWH)』（65W PD 充電器 USB-C 2ポート）というのがあります。

価格帯もCIOとだいたい同じですが、Belkinのほうが若干大きいので、CIOの方が商品力はありますね。うたい文句通りの動作をすれば、ですが。

ほぼ同じ機能をうたう両製品ですが、BelkinではM1 MacbookAirとiPhoneに同時充電できるでしょうか。購入して試してみました。

結果はCIOと違い、問題なく同時充電できました。こちらはうたい文句通りです。どんな状態でもM1 MacbookAirとiPhone12miniに同時急速充電が可能でした。

やはりCIOのNovaPort DUOの動作が不完全なようです。非常に小型で本体の表面処理も良く商品としてはとても魅力的だったのですが。AmazonのレビューでもMacbookAirに限らず同時急速充電について不完全な報告がいくつか見られることから、製品の仕様なのか相性問題なのか、あるいはバラツキがあるのか分かりませんが、少なくとも同時急速充電について“不安定”なことは間違いないようです。私の場合交換品もうまく動作しなかったことから仕様である可能性が高いと思っています。メーカーではMacbookAirもiPhone12miniどちらも対応製品としてわざわざ書いてありますので公称通り動作して欲しかったです。

さて、それに対して安定して動作する『Belkin 65W PD 充電器 USB-C 2ポート』ですが、何が違うのでしょうか。

まず、大きさが違います。

どちらも十分小さいのでそれほど気になりませんが、CIOが極めて小さいことから、Belkinは比較すると大きく感じます。Belkinのずんぐりしたデザインは好みが分かれるかも知れません。

上から見ると大きさの違いが顕著。Belkinで同時充電する場合は、45W側を上、20W側を下のポートに接続する必要があります。CIOはとくに意識することなく上下どちらのポートを使用してもいいようです。

横から見た感じはだいたい同じような感じ。どちらもプラグは折りたたみ式。

CIO NovaPortのスペック表記は上の写真の通り。

型番	CIO-G65W2C
入力	100-240V　50-60Hz　0.78A
出力	(USB-C1/C2):5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.25A（Max 65W） PPS:3.3-11V=5A (USB-C1+C2)：(Total 65W Max) (C1/C2)：45W(5V=3A/9V=3A/12V=3A /15V=3A/20V=2.25A) PPS：3.3-11V=4.05A (C1/C2)：30W(5V=3A/9V=3A/12V=2.5A/15V=2A/20V=1.5A) PPS：3.3-11V=3A (C1/C2)：20W(5V=3A/9V=2.22A/12V=1.67A) PPS：3.3-11V=2A
急速充電	PD3.0 / PPS
ポート	USB-C x2
サイズ	約52.5×42×29mm
重さ	約95g
コンセントプラグ	90°スイング
付属品	製品本体、取扱説明書（日本語・英語） ※本製品には充電ケーブルは付属しておりません。別途ご用意をお願いいたします。

一方のBelkinの表記は上の写真の通り。

製品名	Belkin BOOST↑CHARGE PRO PPS搭載デュアルGaNウォールチャージャー
本体サイズ	52×38×40(mm)
重さ	101g
入力	100-240V- 1.5A, 50-60Hz
出力（USB-C1/C2）	5.0V=3.0A, 9.0V=3.0A, 12.0V=3.0A, 15.0V=3.0A, 20.0V=3.25A(PPS) 3.3-21.0V 3.0A
出力（USB-C1+C2）	20W + 45W(65W max.)